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2021.02.17 不登校からの立ち直り

親の成功体験押しつけるな

高卒支援会の在籍者は中高一貫校・進学校の出身者が多く、相談時点では引きこもり状態だった子が少なくありません。
ご両親も高学歴で、勉強で成功した人が多いようです。 

人は成功体験を押し付ける傾向があります。
 
これを書いている私自身も、娘たちには
「偏差値65以上の学校に行け」

「高校は大学進学率で選択しろ」等と やはり押しつけるのです。

ついでに、

「部活動なんか、受験に関係ないから辞めろ」等と言って、妻と口論になったものです。

私は部活反対派というか、よい思いをしたことがなかったのです。

一方妻は部活、賛成派でした。学生時代は卓球部でレギュラーでした。 「部活の連帯感とか、みんなでやる活動が大事!」と。

長女は中学の時、バレー部に入りましたが、レギュラーになれず、ベンチウォーマーだったため、試合は応援ばかりで達成感がありませんでした。最終的には私の部活反対派になり、代わりに勉強しました。
次女は運動神経がよく、勉強はチョット…って感じでした。

長女は教員、次女は銀行員となりました。 

振り返ってみると、娘たちに自分と同じ事を求めてはいけない。いくら、親子、姉妹でも個人差がありますから、自分の考えを押しつけてはイケナイという事です。

引きこもりは自己責任


日本は引きこもりは家庭の問題であり、自己責任でお願いします。というのが国の方針でしょう! だからこそ、8050引きこもり問題は100万人を超えている、現状があります。
やっと、練馬、川崎の引きこもり殺人事件をキッカケに事態が深刻だという事に多くの人が気付きましたが。

現状把握はできても、80歳の高齢の親が50歳代の子どの3食をお供えのように 食事を提供しているのに、何か、解決策があるかというと、難しいとしか、言えないのではないでしょうか?

私は30年前から、不登校・高校中退・中高生の引きこもり支援をしてきました。 
20歳までであれば、ご両親のしつけや教育方針などを一致させ、本人の人生目標を設定してあげれば、正直、難しいと思ったことは一度もありません。 
若者は傷つき易いですが頭が柔軟ですし、引きこもる期間もせいぜい10年ですから、なんとかなります。

引きこもりが10年以上になり、子どもが中高年になってしまうとその間の習慣そのものがこびり付きますから、100万人と積みあがるのも不思議ではありません。

~引きこもり中学・高校生でお悩みの保護者様へ~
この国は引きこもりは自己責任という事で、何も面倒を見てもらえません。

不登校は見守った方がいいという専門家もいれば、当会のように、引きこもらないように積極的なアウトリーチをしましょう等、方針は千差万別です。

最終的に、どちらにするかは 家庭のご判断です。 厳しいようですが。



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