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2020.12.11 不登校からの立ち直り

通信制高校から大学AO入試(自己推薦)合格!

皆さんこんにちは、NPO法人高卒支援会理事長の竹村です。

今年度、一発目の大学合格者がでました!経理インターンをやってくれているOさんです!



受かった学科は哲学科です。哲学には死生学という分野があります。彼女は、不登校という経験を経て、登校する意味、生きる価値はあるのか、そもそも生きる意味とはなんであろうか?

といった思考にたどり着いた。彼女は、元々理屈っぽく論理的に物事を考えるのが得意な子で私と話が合う。しょっちゅう論破をして泣かせていました。大学合格した途端目をキラキラさせて自信に満ち溢れています。

自信をつける体験って素晴らしいですね。

彼女は高校1年生の夏頃に転学してきました。私立中高一貫校に所属しており、そこそこの進学校。中3時点で英検2級を合格しておりました。

ファッションや、音楽性、文章力などをみているとどこか個性的で中高一貫校のつまらない教育には合わない子だなと思いました。

転学しても、同級生に嫉妬したり、自信なかったりと泣くことが多かったです。そこで、当会でのインターンシップ講演会で「自己肯定感」について発表しました。

『 とにかく自信がない、自分なんて・・・ 』
といった思考をしてしまい、主体的な行動に踏み出せないでいた高校1年生でした。発表を終えて少し満足していました。



高校2年生では、インターンシップ活動の中で経理事務という仕事をみつけ、少しずつ仕事を通して自信をつけていきました。

この頃から主張が激しくなり、奇抜な髪色に染めてきました。実は、花道に興味あったりとか、美容室体験にいってみたり、本当は臨床検査技師には興味なかったりとブレブレでした。

あだ名が眠り姫と命名されるほど睡眠時間が長く、起立性調節障害も疑いましたがそういったわけではなく。単純に登校する意味を見いだせなかったのでしょう。試行錯誤の時期でした。

高校3年生になって、焦りもあり塾に入塾。私は入会は待ったほうがいいと引き止めた。続くかどうかわからなかったからだ。コロナの状況もあり家庭での勉強が主流だった。

3,4月は調子が良かった。鬼のようなスケジュールを課され勉強していった。旗から見ていてこのハードスケジュールで1年間継続するのは難しいだろうと思い、もうちょっと手を抜いても大丈夫だぞと応援だけに徹した。

5月、6月になってモチベーションが下がりいかなくなってしまった。今度は逆に行くように促したが、性格上こうなると無理である。負の連鎖がスタートした。

行けなくなって申し訳ない、どうしたらいいかわからない、もう生きる価値がないな、呼吸すらもったいないなど言い出した。

私は、AO入試に舵を切るようにつたえた。いきなり、AO入試にしても絶対無理、受からない嫌だと卑屈になっていた。

しかし、通信制高校のAO入試はかなり有利です。
まずは、内申が高く付きやすいです。Oさんは、評定平均4.5とトップレベルです。全日制高校と違い、時間が自由に使えるためAO入試のための勉強に時間を費やせます。また、志願理由書等で特別な活動や高校時代にて頑張ってきたことなどを記載する欄があります。

この欄は、NPO法人高卒支援会ならではのインターンシップ活動や、ボランティア活動を書くことが出来ました。

また不登校も個性のうちの一つです。どうやって克服したのか、向き合ったのか?といった質問もされたようです。当会のミッションである規則正しい、自信を持つ、自律する、社会に貢献する。

これをしっかり答えられたようです。

みなさんいかがでしょうか?通信制高校でも大学受験は諦めないでください。自分の行きたい進路を見つけることがまずは大事です!




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