世田谷区要保護児童支援協議会　構成員 渋谷区フォロースタッフ（訪問員）　根本です。

世田谷区・千代田区・新宿区など不登校 引きこもり 中学生 高校生の相談を承っております。

今日は、「好き放題させることが愛情ではない」というテーマでお話をしたいと思います！

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「不登校は甘えているだけなのか？」という質問がよくあります。

このように思う保護者の方は、子どもが軽い気持ちで学校を休んでいると考えている場合もあり、不登校や・ひきこもりになると怒ったり、高圧的に接することもあります。
しかし、子どもは「学校に行かなくてはならない」ことをきちんと理解していて何かしらの原因で学校に行けないだけなのです。

しかしながら、不登校の現場では、次の保護者さんを数多く見かけます。
「子どもに愛情を注ぐ」の方向性を間違えてしまい、子どもを「甘やかしている」場合は注意が必要です。

好き放題させることは愛情ではなく「甘やかし」です。

「甘やかす」と「愛情」の違いをおさえることで子どもの不登校を助長させないように対処することは保護者でもできます！

【好き放題させることが愛情ではない】
不登校の解決方法について調べていくと、次のような情報がたくさんありますよね。

・お子さんは疲れているので、まずは優しくしましょう
・親御さんは、お子さんを無理に学校に行かせないよう
優しくすること・無理に登校させないことは、情報としては間違ってるわけではありません。

しかし、優しくすること・無理に登校させない考えを拡大解釈してしまい、「とにかく子どもの言うことをすべて聞いて、子どものストレスをすべて取り去ろう」とする保護者の方がいます。

具体的な一例は、次のとおりです。

・家のことを何から何までやってあげる
・欲しいものを何でも買ってあげる



子どもの好き放題させることは、本当に愛情でしょうか？

子どもの衝動のまま何でもさせてしまうと、次第に子どもは親に対して尊敬の感情を抱かなくなります。わがままになります。
子どもは「親の言うことを聞く必要はない」と判断するようになります。実際にこうなってしまい困っている保護者の方非常に多いです。
最終的に自分勝手に振舞い、逆に学校に行かなくなってしまいます。

子どもを大切にし、愛情を注ぐことは非常に大切なことです。

しかし、「愛情」と「甘やかし」を間違えないよう注意してください。

改めて子どもに対する自分の態度を振り返ってみてください

親子の上下関係が逆転していることはありませんか？

子どもを甘やかさず、親として躾をしていくと、子どもは次のように変わっていきます。

・感情的に親に反抗する

・親にわがままをいう

【甘えだからと一方的に突き放すのはやめましょう】
一方で、子どもの不登校を「ただ甘えて、なんとなく学校に行かないのでは？」と疑っていませんか？

子どもが不登校になった原因を突き止めましょう。「甘えだから」と一方的に突き放すのは、お子さんの心のよりどころを失くすことになりますのでバランスが大切です。

不登校の解決には、子どもだけでなく保護者も変わる必要があります。