東京・大阪・名古屋・福岡・神奈川など全国から入学できる通信制高校なら

学習等支援施設

ホーム学習等支援施設首都圏エリア池袋サンシャインキャンパスブログ > 歯痛で学んだ「誰かに頼ることが、自立」

首都圏エリア

池袋サンシャインキャンパス(東京

鹿島学園の最初の学習センター/since 2004

2021.01.19 今日の東京・池袋

歯痛で学んだ「誰かに頼ることが、自立」


やばい。


奥歯の歯茎が腫れてる。


痛すぎて目が覚めた。


痛てえよお・・・


動くと痛いよお・・・


もう、死ぬ一歩手前。


ああ、国鉄が近いから六畳のアパートが揺れて歯に響くよぉ。


昨日のうちに銭湯いっときゃよかった。


こりゃ当分いけないぞ。


それより明日のバイトやば。


無断欠勤なんかしたら店長に怒鳴られるわ。


大家のおばさん、ふらっとのぞいてくれないかなあ。


こんなときに電話があればなあ。


未来はオレみたいな貧乏学生でも電話がもてるかなあ。


それよりなにより食べ物がないじゃないか。


とても買いに行けない。


あーあ、池袋にもコンビニエンスストアってのがあればなあ。


最近でたカロリーメイトってのがあるらしいけど、


痛くて食べられないか。


このまま飢え死にするのかあ。


新聞に「19歳の少年が自宅で餓死」なんて書かれるのかなあ。


最後に六本木のディスコ行きたかったなあ。


いま流行りの「君の瞳に恋してる」踊りたかったぜ。


はかない命だったな。


あーあ、みんなぁ、さよならぁ。


バカバカしくてそこそこ楽しい人生だったよお。


ー 意識を失う - (てか寝る)


「おーい、さきやまー」


あ、誰か呼んでる。


「おーい、どうした」


(ガチャ)


「おい、生きてるか」


「はははれへうおへはい泣」(歯が腫れて動けない泣)


「お前が無断で欠勤したから来てみた、アパートのおばさんに鍵借りた」


「あいあほお、はふへへ」(ありがとう、たすけて)


命を救ってくれたアルバイトの友は、


粥を作り、歯医者の手配をしてくれた。


自立しているつもりでも、


ひとりでは生きられないことを思い知った、昭和の思い出。





【青春の教訓】

自立とは、人に頼って生きられること。

自分ひとりで生きてるって勘違いしてるうちは半人前。







2021年1月19日(火)

鹿島学園・鹿島山北高等学校連携施設

池袋サンシャインキャンパス

原宿表参道シティーキャンパス

渋谷駅東口シティーキャンパス

新宿駅西口シティーキャンパス

崎山潤一郎



前へ戻る

  • 入学相談予約
  • オンライン入学相談
  • 資料請求

学習等支援施設からのお知らせもっと見る

在校生・卒業生の声もっと見る

首都圏エリア
東北エリア
東海エリア
甲信越エリア
近畿エリア
中国エリア
九州エリア
ネット指導制