月曜日の朝。
ほかの誰かが当たり前のように学校へ向かう時間に、
君はレッスンに行く準備をしているかもしれない。
ユニフォームを着て、早朝の空気の中で汗をかいているかもしれない。
あるいは週末のハードな活動で疲れ切った身体を休めているだろうか。

君が選んだ道は、
多くの人が通る道とは少し違っているかもしれない。
だけど、それは逃げたからでも、楽を選んだからでもない。
むしろ逆だ。
不安や孤独や、時には無理解と戦いながら、
「自分の信じた道」を歩き続けている。

誰もが応援してくれるわけじゃない。
「普通じゃない」と言われたこともあるかもしれない。
「そんなことして、将来どうするの？」と
真顔で聞かれたこともあるかもしれない。

でも、わかってほしい。
挑戦している君は、誰よりも「真剣に」未来と向き合っている。
君のその目は、目先の評価ではなく、
もっと遠くの、自分にしか見えない景色を見つめている。

今日からまた一週間が始まる。
きっとこの一週間にも、予定どおりにいかない日がある。
思い通りにいかなくて、自分を責めたくなる日もあるかもしれない。
そんなときは思い出してほしい。

「うまくいかない日」も、「失敗した日」も、
すべては、夢に向かっている証だってことを。
成長している途中の人にしか、つまずきは起きない。
本気で取り組んでいる人にしか、悔しさは感じられない。

今、結果が出ていなくてもいい。
誰にも見られていなくてもいい。
君が「今日を、ちゃんと生きたかどうか」で判断して欲しい。

君は、十分にすごい。
君の「がんばり」は、誰かと比べるものじゃない。
他人の評価がつかないところで、自分の軸を持って進める君は、
本当に強い。
強がって見せるのではなく、
本当に強くなろうとしている君を、心から尊敬する。

君が今日、どんな日を過ごすかは、誰にも決められない。
今日をどう生きるかは、君が選べる。
休んでもいい。泣いてもいい。
でも、できるなら「自分の信じた道」だけは信じていてほしい。

どこかで同じように戦っている仲間が、きっといる。
この文章を読んでいる君も、そのひとりだ。
そして僕は、毎週この場所で、君の味方でい続けたいと思っている。

新しい一週間のはじまりに。
どうか、胸を張って今日を歩いていってほしい。
心から応援する。

中学生であっても、他の高校の生徒であっても、
相談があれば訪ねてくれていい。歓迎する。
電話で「相談がある」と言ってくれればわかるようにしておく。


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