マークシートは人間のミスを誘う落とし穴があります。


ミスをしたくてする人はいません。


ミスしてはいけない場面でミスをするのが人間。


代表的な「致命的」ミスを紹介します。


マーク模試の実践経験が１０回以下の人は特に気をつけて。


「自分は絶対にミスをする」


と思うくらいでちょうどいい。




【　１　】　科目ミス

間違いやすい科目名は以下の通り。
自分が受ける科目の正式名称をよく知ることは大事である。
このミスをすると０点になるが、そのことに気づけないため出願は全滅になる。

・「数学ⅠA」と「数学Ⅰ」
・「数学ⅡB」と「数学Ⅱ」
・「日本史B」と「日本史A」
・「世界史B」と「世界史A」
・「地理B」と「地理A」
・「倫理」と「倫理・政治経済」
・「政治経済」と「倫理・政治経済」
・「物理」と「物理基礎」
・「化学」と「化学基礎」
・「生物」と「生物基礎」
・「地学」と「地学基礎」


【　２　】解答科目マークミス

・解答科目欄に２科目マークしてしまう
・解答科目欄にマークをしない
これでミスをすると０点になる。
そのことに気づけないため出願は全滅になる。


【　３　】　氏名もれ

・氏名
・フリガナ
・試験場コード
の３つが必須。書き忘れると０点になることもある。
そのことに気づけないため出願は全滅になる。


【　４　】　解答番号ミス

正答しているのに間違えた箇所にマークしてしまうこと。
間違えの原因は不注意。演習不足の人に多い。


【　５　】　行ズレ

問題と解答欄がズレてしまう現象。
やらかす受験生は多い。パニックになる。
原因は２つ。１行に２つマークしてしまう、１行飛ばしてマークしてしまう。


【　６　】　時間配分ミス

試験時間が足りなくなって最後の大問を丸々落としてしまう。
大失点につながる。


【　７　】その他

・鉛筆忘れ
・消しゴム忘れ
・受験票忘れ
・試験中にバッグを開けっ放しにしたため不正扱いとして退場させられる
・試験場内外のさまざまな音に気が散って集中力が発揮できない
・窓からの日差しに集中を妨げられて集中力が発揮できない
・トイレに行きたくなって集中力が発揮できない
・雪。地震。災害。悪天候。鉄道の遅延で大きな失点
・移動時間、休憩時間にやる勉強を用意していない。



どうしたらミスを防げるか、対策方法は個々人で考えるべきこと。


自分がやらかしそうなことをあらかじめ考えることは大事なリスクマネジメントです。


簡単に聞いたことはすぐに忘れてしまうので、ここでは敢えて対策はしません。


悔いのない受験をするためには、周到な準備が必須であることを忘れないように。




ブログ：今さら聞けない大学受験シリーズ

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