2022年度卒業生が成人の日を迎えるけれど、

生徒たちは高校生だった頃からとても大人だった。

通信制の自由度を有効に活用し、

普通の高校生にはできないことをたくさん経験しただろう。

これまではどんなに仕事ができても、高校生、十代、まだ子ども、といった扱いをされたかもしれない。

悔しい思いをしたこともあったと思う。

しかし、20歳の誕生日と成人式が完了すれば、文句なしに大人扱いになる。

十代に鍛えた社会への適応力がいよいよ生きてくる。

きっと面白くなる。

中途半端な全日制高校で過ごさなくてよかったと思えることが増えると思う。

シティーキャンパスにはメディアで活躍する生徒も多く、

元気に働いている様子はテレビやネットニュースで知ることがある。

国内外で活躍する卒業生を目にするたび、嬉しくないはずがない。

通信制でなければできないこと、

シティーキャンパスでなければできないこと、

実現してくれたことを誇りに思っていると信じたい。

もしかしたら、全日制高校生みたいな生活にも憧れたかもしれない。

それと引き換えにプロフェッショナルの道を選んだことに悔いはないはず。

世の中の20歳よりずっと大人で生きてきた生徒たちを私はとても誇りに思っている。

成人の日、心からおめでとう。



元・応援団長
崎山潤一郎