※江戸時代の原宿は農村でした。葛飾北斎「富岳三十六景・隠田の水車」は現在のキャットストリートにあたります。











高校生になると、周囲に勉強ができる人はほとんどいなくなります。


勉強ができる人は東大や医学部にバンバン入る一部の高校にまとまるからです。


その他、大多数の高校に勉強ができる人が行くことはありません。


勉強に限らずスポーツや芸能も同じで、


秀でた人は秀でた人だけで集まりますので、その他の高校にはその他の生徒だけが集まります。


残念なことですが、高校には多様性はありません。


同じような地域に済む、同じくらい低学力の人が集まって可能性の低い進路を選ぶ高校がほとんどという現状になります。


それでも地域の高校に行きたいという人がまだわりといるのでなんとか成り立っていますが、


通信制高校という選択肢がある現在、その他多数の高校の存在意義のなさが浮き彫りになっているように思えます。


その他大多数の高校に毎日通って卒業しても将来が見えない現実は大学受験に表れます。





大学受験生のほぼ全員が受ける共通テストは高校１・２年生の学習が範囲です。


難問のない即答できる問題ばかりなのですが、


100点満点の試験で受験生の平均は50点～60点です。


受験生の得意科目の平均ですよ。


それでも得点率は半分そこそこ。


部活をやめ、遊びをひかえ、恋愛を我慢し、勉強の日々を続けでもです。


ほとんどの大学受験生の学力は低いという動かぬ証拠といえるでしょう。


学力が高いといえる人はせいぜい100人に一人二人で、あとの人は平均そこそこなのです。


そうしてみると「平均＝普通」の中で必死に競い合うのが大学受験といえそうです。


偏差値３０から６０になることもたまにありますし、逆もある。


他の人よりがんばることができる人には可能性はあります。


しかし、みんながんばっている中で、他の人よりがんばることが簡単なわけがありません。


がんばれる人はとっくにがんばってきたはずですし。


たまにあるのは体育会系でがんばってきた人が引退して勉強をがんばるケース。


そりゃ根性でがんばれる可能性はありますよね。


しかし厳しい練習を積み重ねたスポーツ選手が勉強でもがんばれるかといえば


基礎力がなさすぎて間に合わないケースも多い。


やはり、勉強でがんばることはごく一部の人にしかできない「苦行」といえます。


人並にがんばっても結果が出ることはない「その他大多数の高校」の生徒はそのことを理解していません。


受験勉強をがんばろうというその他大多数の高校の生徒は、


勝ち目のない挑戦をして敗北して少しは成長するという意味では多少の価値はあるかもしれません。


しかし、勉強をがんばれない、基礎力もいまいちで、


「自分は勉強では戦えない」


という客観的な理解ができる人は、思い切って勉強を離れ、他の人とは違う道をゆくのも一考です。


どんな道があるのか、気になる方は入学相談お待ちしています。


「勉強以外の道を教えて」とお伝えください。


勉強で勝負できない人の人生にこそ自由と希望があることが理解できると思います。


その上で、やはり大学受験をしたいと思うならば、戦い方も覚悟も変わってくるはずです。







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