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原宿表参道シティーキャンパス(東京

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2018.10.07 進路指導室

教科書を信じない、という生き方







「教科書を信じるな」



京大の本庶先生のこの言葉はあっという間にニュースになりました。

ノーベル賞の威力はすごい。






信じるな、という言葉には、

信じる人が多くて困ったもんだ、

という本庶先生の思いがあるのでしょうね。







「教科書通りにやったけど、ダメだった」



「教科書にはそんなことは書いてなかった」



「教科書がないからできない」





こういった言葉は、「教科書」を信じているヒトに共通します。

「信じる」「信じない」はあなた次第、

と言われても、

あえて「信じるな」と本庶先生はわたしたちにメッセージを投げかけました。









「教科書」は、勉強するための道具です。

授業とセットになった道具であることは間違いありません。

だとしたら、授業を受ける時間がほとんどないに等しい通信制での勉強は、

「教科書」という道具を有効に生かせないかもしれません。





「教科書をみて答えを探しなさい」

通信制高校生なら、そう指導されることが多いのではないでしょうか。

「教科書」はたくさんの文字の中から答えを探すだけのつまらない道具になっている可能性があります。

実際、教科書は、通信制高校生を想定して作られていません。

全日制高校生用に、授業を受ける前提で作られています。

通信制の高校生にとって、「教科書」はひどく残念な道具に成り下がっているといえます。






制度上の問題もあるので、

それはそれとして、

信じるかどうか、といわれれば、

やはり信じるべきではない、

そんな感じがします。

理解することと、信じることは別だからです。





①あなたの意見を理解した



②あなたの意見を信じる





この2つは、似ていますが、意味は全然違いますね。

ここははっきり分けておかなければなりません。





例えば、死後の世界、天国とか地獄とか、そんなものがあるという考え方は理解できても、

ヒトの死後にそんな世界が存在することを信じられるかといわれれば、私は信用できません。

他にも、東大出に非ずば人に非ず、といった偏った価値観があることは理解しますが、

これは論外、全く信じません。

理解する、信じる、全く異なる2つです。








教科書に書かれていることを理解することは必要、

ただし書いてあることをまるごと信じるような勉強のしかたをするな。

本庶先生の本意は、そういうことではないのかな、

などと確認できるわけでもないことを考えてしまいました。







この3連休、アルバイトで仕事づくめの通信制の生徒も多いのですが、

仕事にも教科書に相当するものがあるのではないでしょうか。

理解をする一方で、

信じない、

というスタンス(態度・姿勢)から新しい発見があるかもしれません。





















2018年10月7日(日)

鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校連携施設

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崎山潤一郎






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