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池袋サンシャインキャンパス(東京

鹿島学園の最初の学習センター/since 2004

2017.09.23 大学進学

家が貧しいから進学しない、は良い選択か。

家が貧しくて進学できなかった、

という大人の方にときどきお目にかかります。

進学できるかどうかは、家計の問題であることは紛れもない現実なので、

家が貧しければ進学ができない、という可能性は高いことは疑いようがありません。



そしてその人が、高校を出て就職し、

なんらかの方法で独学での勉強をしている人なら、

それは尊敬に値する生き方だと感服することころなのですが、

そんな努力家は実はあまりいないようで、

よくよく聞いてみると、就職もせず、独学で勉強もしていないことが多いようなのです。




「家が貧しくて進学できなかった」

という言葉を聞くと、疑うようで申し訳ないようにも思うのですが、

進学しなかったことを家のせいにしているように聞こえてしまうのは私の心の歪みかもしれません。




家が突然貧しくなることも、

今の時代にはありうることですが、

親が子育てをすべき期間中であるにも関わらず家が貧しい状況があるなら、

子は親の貧困を受け継がないための策はあります。

中学を卒業後に仕事に就き、通信制高校で学び、

その間に500万円くらい貯めておけば、

奨学金すら必要とせず大学進学をすることも可能なわけです。

また、高校時代に働かなくても、

新聞奨学生になれば、学費がなくても親を離れて一人暮らしをしながら進学することは可能です。




もし親から、

「家が貧しくて進学させてあげられない」と言われたら、

それは親の知識不足なので、そのまま鵜呑みにすべきではありません。

「自分は進学したいのか」

と自分自身に問うべきでしょう。



なんとなく進学したい、程度の思いでは難しいかもしれませんが、

ちゃんと勉強をしていきたいと本気で思う人ならば、

通信制高校、アルバイト、奨学金、新聞奨学生、等々、

方法は見つけられるものです。

どれもラクな方法ではありませんし、

同世代の子がチャラチャラ遊んでいるときに

遊べない状況があるかもしれませんが、

孤独に耐えて努力をした経験をする最良の機会です。

同世代でも、勉強やスポーツでトップレベルの人達は必ず経験していることです。

ラクでない道を自分で選んだことを後悔する人はまずいません。

学びたいと思う気持ちがあるなら、

その気持ちそのものが人生の大きな財産となることに気づいて欲しいものです。








2017年9月23日(土)
鹿島学園通信制学習センター東京池袋サンシャインキャンパス
崎山潤一郎

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