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2019.02.06

高橋南帆さん(志木キャンパス)スピーチコンテスト最優秀賞!


志木キャンパス3年生の高橋南帆(たかはし・みなほ)さんが、昨年11月21日(水)に開催されたスピーチコンテスト(鹿島学園全日制・通信制共通)で最優秀賞を受賞しました。


高橋さんのスピーチは、みんなの気持ちを前向きにしてくれる、とても素敵な内容でした。ぜひ読んでみてください!


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私の誇れるもの

鹿島学園高等学校 通信制課程

志木キャンパス

高橋南帆

私の悩みは、すぐに落ち込んだり、挫けてしまいそうになることです。

自分の高校生活を振り返ってみると、たくさんの悩んだ日々を思い出します。所属していた吹奏楽部で、合奏中に怒られた事や、定期テストの点数が悪かったり、勉強に伸び悩んだりした事ばかりでした。

しかし、この私の悩みは、私の誇れる所でもあるのです。今回はその理由を、私の体験談を交えながらお話ししたいと思います。

トランペットを吹くことに、高校生活を捧げていた私は、いつも失敗ばかりしていました。ある日、部活動で怒られてしまった私は、いつものようにとても落ち込んでいました。ですが、その日から、「落ち込んでいる時間があるなら練習したほうが良いだろう」と考えるようにすると、数か月後に格段に技術が上がり、周りから褒められることが多くなりました。

このように前向きになれたのは、あの時の落ち込みが、努力の大切さを教えてくれたおかげです。努力することで、高校生活がより充実したのを、ひどく実感しています。

また、この悩みのおかげで、相手に優しく接することが出来るようになりました。部活動に限らず、勉強面や交友関係において、たくさんの苦い経験をしてきた私は、いつしか人の気持ちに同情できるようになったのです。相談事をしてくれる友人や後輩の気持ちをしっかり聞いて理解し、提言することこそ出来なくても、「心が軽くなった」などと、喜んでもらえると嬉しさで心が満たされます。

いま、自分のコンプレックスで悩んでいる方に伝えたい事があります。それは、自分の弱さによる新たな発見が必ずある、ということです。

今回お話ししたように、私はこのすぐ落ち込んだり挫けてしまいそうになる性格のおかげで、努力の大切さや、相手を思いやる気持ちを学び、自分の性格を誇れるようになりました。これからも自分の新たな良さを発見できるように、個性を大切にしていきたいと思います。

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スピーチをする高橋さん



表彰状を受け取る高橋さん(写真左)


鹿島学園高等学校(全日制・通信制)

平成30年度第2回スピーチコンテスト

◎テーマ:私の誇れるもの

◎開催日:2018年11月21日(水)

◎開催場所:鹿島学園高等学校(全日制)体育館

◎最終審査出場者:教職員、通信制キャンパス生、留学生を含め13名

◎賞:最優秀賞1名/優秀賞1名/3位1名/審査員特別賞2名

※年3回開催(各学期1回)の全日制・通信制共通イベントです。

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