思い出は美しすぎて、という歌がありました。

人は嫌な思い出は忘れるようにできていると聞いたことがあります。

確かに嫌な思い出がずっと頭の中にあって積み重なったら、たまらないですね。人の脳は実によくできているものです。

また、人は意味の無い言葉は忘れるが、意味があって「理解」したことは忘れないそうです。

例えばルート２の数字を1.41421356つまり、いちてんよんいいちよんにいちさんごろく…と覚えるのは実にしんどいし、もしテスト前に覚えてもテストが終わったら瞬時に忘れてしまいたくなりますね。

しかし「ひとよひとよにひとみごろ」であれば「一夜一夜に人見ごろ」と意味付けができて、何十年たっても忘れないものです。

さて、歴史の科目は実に暗記する言葉が多いですね。

それにすべて意味付けをしていくのは大変な作業です。

「高校の世界史や日本史で覚える用語が多すぎ、暗記科目になってしまっている」と考えた高校や大学の教員らで作る研究団体が、用語の絞り込みについてアンケートを実施したところ、６割以上の回答者が教科書の用語削減に賛成だった、ということです。

歴史の本質も「考える」ことにあると思います。

過去の歴史から学び、いかにそれを未来の歴史として形作っていくか。

意味のあることに力を集中したいものですね。

---
目黒駅から徒歩１分！
通信制高校をお探しなら
鹿島学園高校（通信制）目黒キャンパス
140-0021 品川区上大崎2-15-5 長者丸ビル501
インスタグラム
フリーダイヤル0120-23-6060
資料請求・見学のお申し込み