東京・大阪・名古屋・福岡・神奈川など全国から入学できる通信制高校なら

学習等支援施設

ホーム学習等支援施設首都圏エリアKG高等学院 水道橋ブログ > 辞任します

首都圏エリア

KG高等学院 水道橋(東京

新宿エルタワーキャンパス姉妹校

2020.09.07 お知らせ

辞任します

生徒諸君、保護者の皆さん、高卒支援会のステークホルダーの皆様
おはようございます。 緊急入院中の杉浦孝宣です。

9/6日 NPO法人高卒支援会 理事長を辞任しました。
理事長は学生インターンから正社員となった、竹村聡志です。
以後、私共々、よろしくお願いします

辞任挨拶
下記は8/22日、保護者様あてに送った、辞任挨拶。

自分が死んでもこの事業を継続するべきだと初めに悟ったのは、3年前にガンにかかった時です。命は有限だとそこで思い知らされました。高卒支援会はNPO団体としては零細なものかもしれませんが、れっきとした教育機関です。継続する社会的責任があると確信しています。

企業の平均持続年数はたったの24年。歴史を見てみても、幕府のうち300年近く継続したのは江戸幕府だけです。徳川家康は将軍の地位を得たらすぐに凡庸と言われましたが、秀忠を後見し彼に確実に事業継承できる幕藩体制を全力で構築しました。早めの引継ぎを行った良い例です。悪い例としては豊臣秀吉の話があげられるでしょう。晩年は秀頼が生まれると、後継者であった秀次を殺し、死ぬ間際には大名から秀頼に忠誠を誓うという、誓詞を提出させました。

中小企業庁の2019年統計を見てみると、中小企業で後継者が決まっていない企業の割合「後継者不在率」は55.6%と5割以上に及ぶのです。そして代表者の年齢別では、60代が40.9%、70代が29.3%、80代が23.8%。代表者の高齢化が後継者難に拍車をかけていることが分かります。 私はこれまでに東京商工会議所や中小企業家同友会等に入会し、経営を勉強しつつたくさんの経営者と交流を深めました。そこで感じたことですが、自信満々、頭脳鋭敏、行動力抜群で優秀な経営者ほど、後継者は不在もしくは育てられない社長が多いのです。自信と慢心って、紙一重じゃないでしょうか。

これから事業継承をするのは竹村と大倉です。この2人は全く凡庸ではありません。4月の一斉休校期間には、2人が中心となりいち早くオンライン双方向授業を構築しました。これは後にNHKの番組に取材され、日本全国に向けてオンエアされました。また、資金繰りの面でも2人は奔走してくれました。1人も生徒が増えなかった時期も国や都からの助成金、融資などを手当てすることでコロナ禍の経営難を乗り切ったのです。2人は学生インターンとして当会に来てからというもの、私のもとで実践的な学校運営や教育相談、引きこもり支援などを6年以上学んできました。大学生だった彼らも今や30代です。経営を私からバトンタッチしたのちは経営者としてより豊富な経験を積むことで更にレベルアップしてほしいと思います。

次に、PTAからみて高卒支援会はどのように変化するのでしょうか?と思われる保護者の方もいらっしゃると思います。私は2人に3年前から着々と事業継承をやってきていますから、変化というような変化は起こりません。3年前より以前の私の出社日数は週5日でしたが、3年前からは週1日に削減しました。ただし、保護者会、生徒イベントといった行事に関しては今までもこれからも変わらず継続して参加しようと考えています。よろしくお願いいたします。

当会に教室の無償提供をして下さっているLEC東京リーガルマインドの反町社長には交代を了承して頂きました。同時に全国の政令指定都市20カ所をお借りする事も内諾頂いております。また、主だった協力者の皆様にも同意頂いております。そして、電話では済ませておりますが9月初旬には銀行に交代の挨拶に行く予定です。会社名義のキャッシュカード、銀行印、実印はもう私は持っていません。

学生インターンなどの人事採用については私から竹村と大倉に委譲しています。あげたらきりがありませんが、ほとんどの権限を委譲しているのです。ですから、竹村が理事長、大倉が副理事長となっても、高卒支援会は変わらないと信じています。

今後とも竹村、大倉共々、高卒支援会をよろしくお願いします。

前へ戻る

  • 入学相談予約
  • オンライン入学相談
  • 資料請求

学習等支援施設からのお知らせもっと見る

在校生・卒業生の声もっと見る

首都圏エリア
東北エリア
東海エリア
甲信越エリア
近畿エリア
中国エリア
九州エリア
ネット指導制