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池袋サンシャインキャンパス(東京

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2019.11.15 今日の問題

「10年後も同じバイト、同じ給与で満足しますか?」

                   ※池袋から早稲田方面をのぞむ都電の路線










「時給が1020円になりました」


そうそう、東京都の最低時給が、1,013円になりましたね。


アルバイトはもちろん、正社員もです。


1日8時間、月20日勤務なら160時間。



月給162,080円は喜ぶべきことではありますが、


ただ喜んでばかりもいられません。










5年後も、10年後も、


あるいは一生、


同じ仕事、同じ時給、


そんなんで満足できます?


アルバイトも正社員も同じ給与。


今後、同一業種は同一賃金に確実になっていきますので、


「就職すれば生活は安心」


でもない時代になってきます。


同じことを繰り返す仕事しかできなければ、


一生、最低時給近辺です。


あるいはより若い人に仕事をとって代わられます。








仮に、時給が2,000円になると、


高校生だとなかなか得られない収入ですが、


大人ならまだまだ日本人の平均以下です。


時給2,000円の月給は320,000円。


年収なら384万円。


日本人の平均年収441万円に及びません。


東京都民の615万円とはもう比較になりません。










いくらの収入に満足するかは個人の自由ですが、


収入が平均以下であること自体が喜ばしい人はいないでしょう。


収入が少なくても、やりがいがあるとか、


今は少なくても将来は多くなる見込みがあるとか、


仕事以外にやりたいことがあるなどの


個人個別の状況があるのは当然です。


そういった事情はとりあえず置いておいて、


まずは単純に、いつどうやって最低時給から脱却する力をつけるか、


10代後半から20代前半にかけての重要な問題ではないでしょうか。


受験には熱心な親たちも雇用や経済の問題には疎いのか、


受験のためなら何年も前から熱心でも、


仕事観には全く無頓着なようで。


人生の中で仕事が占める時間の割合は圧倒的に多いのですから、


自分が納得できる仕事観を形成する学びは、


若いに越したことはありません。


大卒なら大学時代の、


高卒なら高校時代の、


最も重要なテーマと思うのですが、


それでも学校生活が最優先とし、


仕事観を育てることをせず、


大人になった自分をイメージしなくていいのかどうか。


いまは地方から出てくる大学生は減り、


自宅で幼児と変わらぬまま親に保護され、


仕事観を獲得しないまま就職し、


こんなはずじゃなかったなどと現実を知って戸惑う、


などということが転職相談で多く、


親も子も、見通しが甘かったことを後で気づくようです。














東京なら誰でも最初から時給1,000円を獲得できる時代、


その最低時給にそこそこ満足してしまえば、


一生そのまま、ということになりかねません。


世の中にいち早く出て、


働きながら勉強するのが当たり前という体質をつけた通信制の高校生は、


図らずとも仕事観を獲得する機会に恵まれることがあります。


仕事が大好き、


働くことが楽しい、


趣味なんかなくても働ければ嬉しい、


そんな仕事観を若いうちに獲得できれば、


仕事や職場の人間関係など、


人生の悩みの多くから解放され、


前向きに将来を考えられるに違いありません。











シティーキャンパスでは、


将来の方向性を考える機会は多くあります。


特別活動の進路指導もそのひとつです。


全日制高校のような、いい大学に行けというものではありません。


底辺高校がやる専門学校の営業の片棒を担ぐ説明会でもありません。


職業選択の自由が憲法で保障されていること、


未来はある程度、自分でコントロールが可能であること、


アルバイトを通じての仕事観、キャリア形成、


「そのアルバイトは将来のキャリアになりうるか」


などもテーマです。


やってみたいアルバイトがあれば、


求人状況について問合せをして面接の機会をつくるのは、


シティーキャンパスのお家芸。


普通の高校生が経験しないような、


将来のキャリアになるようなアルバイト経験を奨励します。


せっかく通信制に来たのですから、


全日制高校生にはマネのできない、


個性的な仕事経験をし、


自分の成長を計画できるようになれば、


強く生きていけると思うのです。









(参考)他県の最低時給

埼玉 926円
千葉 923円
茨城 849円





2019年11月15日(金)

鹿島学園・鹿島山北高等学校連携施設

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崎山潤一郎

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