※日本経済新聞　夕刊トップ記事（2023.10.19）









未来のことはわからないことばかり。


だけど人間には想像する力はあるし、未来の技術を知ることもできる。



６人乗りですってね、無人タクシー。


運転席がないから広いらしい。


2026年といえば３年後だから遠い未来ではないし、開発も法整備も進行中だ。


会議室や東京観光、もちろん通常のタクシーとしての役割は果たすと思うけど、


居酒屋にもなるんじゃないかな。


東京都心部限定だからサラリーマンが多いでしょ。


社員６人以下で宴会をやるわけ。


みんなの家を回って帰宅する。


運賃は距離によって変わるからアプリには自動計算機能もつくだろう。


食糧はコンビニで買い込む。


都心部のスーパーでは3人用～6人用の居酒屋セットが売られる。


居酒屋に行けば一人5000円くらいかかることを考えても決して高くないだろう。


夕方5時以降は居酒屋タクシーで予約は埋まっちゃうね。


満員電車を避けて帰れるのが大きな魅力。


帰りが楽だ～ってなるよねえ。


夕方5時～帰宅までの１時間はお楽しみのゴールデンタイム。


居酒屋ｖｓ無人タクシーの対決も見ものだ。


タクシー飲み専門のサービスを提供する業者も出るだろうな。


飲食と接客要員がセットでね。


車内でBBQはムリだけど職人が握る寿司パーティーならできそうだ。


車体の揺れに対応するテーブルがあればティーパーティーも可能になる。


気になるのは、タクシードライバーという職業はどうなるのか。


いきなりなくならないにしても、減少する可能性はあるかもしれない。


それは無人タクシーとドライバータクシーの運営コストの差で決まる。


無人タクシーの運営コストが下がれば下がるほどドライバー職は減ることになる。


未来のことはわからないことが多いけど、人間には想像力がある。


想像できればいろいろな事態について備えることはできるよね。


タクシードライバーの職に今ある人はいろいろなケースを考えて備え方を考えているはず。


職業は時代によって変わります。


いま、いいと思える職業も、３年後はわかりません。


そして、今まだない職業が、明日できている可能性もあります。


通信制高校生のあらゆる可能性を、


未来の視点で続けてきたシティーキャンパスとともに、


今まだ見ていない広い未来について一緒に考えていきませんか。





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