性格力ビッグ５の①は、

「まじめ」さ。




中高生には、あまり人気のある言葉とはいえませんね。

しかし、社会人にとっては広い分野で求められる能力です。

まじめさは不要、という業種は、

あまり聞いたことがありません。






遊び心にあふれた企業、

常識はずれの企業はいくらでもありますが、

あくまで「まじめ」であることが前提。

いってみれば、まじめに遊ぶ、といった発想に近い。









アメリカの教育研究統計によれば、

中学２年生で、

不登校、遅刻、宿題不提出、

など「まじめ」とはいえない問題行動をもつ人の12年後の収入は、

平均よりも下回っていることが明らかになっています。









「あいつはまじめだから」は

褒め言葉で使われるより、

「つまらない奴」

の文脈で使われることのほうが多いような気もします。






しかし、年齢に関わらず、組織のメンバーとして活動するようになると、

「まじめ」は不可欠なものとなります。

学校では不真面目だった人でも、

アルバイトやクラブチーム等でまじめさを身につけた人はかなり多いと思います。






「まじめ」は、冒険しないことではなく、

決められたことしかやらないことでもなく、







自分をコントロールできること。



難題に粘り強く取り組むこと。



責任を負うことから逃げないこと。



熱意をもって取り組むことができること。









まじめって奥が深いのですね。

もちろん、

「まじめ」でさえあればいいわけではありませんが、

人と人がチームを組んで目標の達成を目指すような場合には、

「まじめ」さは、かなり重要な要因となることは想像できます。





とはいえ、

社会人に、

「あなたは何にまじめですか？」

と聞いても答えられる人はあまりいないかもしれません。

「全然まじめじゃないよ」

と答える人が多いかもしれません。

やはり中高生時代の名残でしょうか、

「まじめ」であることは隠されることが多いのかもしれません。






「まじめ」さは仕事で常に磨き、

一方で自由な発想もできる、

そんな人なら幅広く面白い活動ができるような気がします。












※写真は生徒が授業後に急いで仕事へ向かった後の、R４教室。


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2018年6月3日（日）

鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校連携施設

原宿表参道シティーキャンパス

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新宿駅西口シティーキャンパス

池袋サンシャインキャンパス

崎山潤一郎