長いゴールデンウイークが終わりました。

毎年恒例ですが、この時期は不登校になってしまう学生
会社に行きたくなくなった社会人が退職代行を頼るなど
後ろ向きな話題がメディアにも増えます。

さて、今回のブログテーマは・・・・

現在の高校を辞めようとしている方向け

の内容です。

正直、このシーズンは入学したばかりにも関わらず現在の高校に馴染めなかった等
様々な理由で不登校気味になっている生徒の転入相談が増えます。

勢いに任せてしまったり、とにかく早く辞めたい気持ちがあっても
まずは「辞める前」に一度深谷キャンパスへ相談に来てください。

添付画像をもとに理由を説明します。

今年2024年入学の高校1年生が6月末で中途退学し9月に編入したパターンです。
入ってすぐに辞めたものの、夏を過ぎて「やっぱり高卒資格は取りたい気持ちが
芽生えた状況」と仮定しましょう。
※一度高校を辞めると「編入扱い」となります。

図には「2ヶ月間高校生ではない空白期間」

があります。

この図の生徒は本来同級生が卒業する2027年3月時点で「34カ月」。同級生と一緒に卒業はできません。
日本の高校の卒業条件の中に「36カ月以上在籍する」という
規定があるからです。

では
「５月になれば36カ月に到達するからその時点で卒業できるのでは？」と考えてしまいそうですが、
鹿島学園高等学校通信制の卒業月は決まっており「毎年3月と9月の年2回」です。
よって、9月まで在籍し続ける必要があります。卒業条件の在籍期間に到達した時点で卒業できないのです。
当然ながら半年分の学費が発生し、就職や進学を目指していれば、その時期もずれ込みます。
課題など全て完了し、例えやることがなくなったとしても卒業月まで待たないといけないのです。

長くなってしまいましたが、以上が辞める前に相談に来て欲しい理由です。

ご不明点やご質問はお気軽にお問い合わせください。
キャンパス見学や入学・転入相談は随時受け付けております。
土日祝日や平日夜間も対応可能です。近隣中学校、高校の先生からの問い合わせも大歓迎です。