みなさん、こんにちは。担任の林です。
連載『専門学校に進学するということ』の最終回です。

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　介護福祉士学科の同級生は、皆、志の高い人たちばかりでした。なぜならば、高校を卒業したばかりの人も、僕のように30代、40代、50代になってから専門学校に通おうと決めた人も、その道に対して、熱い思いを持っているからです。
　そこが大学とは、やはり、違うと思いました。

　福祉学を学びたいと思っている人は、人生において、苦労をしてきている人が多い印象を持ちました。例えば、

・母子家庭で育った人
・父親を早くに亡くしてしまった人
・両親が離婚している人
・身体障害を抱えている人
・子どもが障害を持っている人
・シングルマザー

　等、様々な家庭環境の人たちが集まった印象がありました。当然のことながら、両親を在宅介護している僕も、苦労している人のうちの一人だと思いました。

　大学との違いを考えると、大学は、不本意入学者も多いのではないでしょうか。例えば、どんなに学歴の高い大学に行ったとしても、本心は、「もっと偏差値が上の大学に行きたかった」と思う場合もあるでしょう。あるいは、「滑り止めがここだったから、ここにしか来られなかった」と思う場合もあるでしょう。

　極端で分かりやすい例を挙げるとするならば、私大で最高峰と呼ばれる早慶大に通っている人がいるとします。しかし、果たして、第一志望だったのでしょうか。そこでも、実は、「本当は東京大学に行きたかったのに、落ちたからここに通っている」という思いがある人もいるのではないでしょうか。




　しかし、専門学校には、そうした思いを持つ人が、ほとんどいないのです。入学した後で、後悔をすることがほとんどないのです。だからこそ、本気で勉学に取り組むことが可能になるのではないでしょうか。

　専門学校は、学びたい学問がはっきりしている人には、お勧めできます！

・資格の取得も可能です！
・入学後もあまり後悔しません！
・同じ志を持った人が多いです！

　高校卒業後の進路としても、専門学校を視野の一つに入れてもいいかもしれませんね。

≪終わり≫




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