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立川学習センター 須田学習塾(東京

2016.12.29 雑記

写真付き(会社名見えます) 30年前の!鉛筆と替芯

このキャンパスで仕事をしている時、当初の頃からずいぶん鉛筆を使った
だが、この鉛筆がなかなかスゴかった
何がスゴイと言って、とにかく古かった
何と、驚くべきことに 鉛筆にみな会社の名前が入っていたのだ
例えば、○○株式会社とか、○○銀行とか名立たるところが一杯
つまり、有名な大会社が鉛筆を作って配っていた時代があったのだ
昔、日本はとても貧しかったので、中々買えなかった鉛筆やノートなどにとても価値があり
学校の運動会でも必ず賞品として配られていたくらいだ
(たぶん、今では考えられないこと、だと思う)
わがキャンパスの名前入りの鉛筆は、実はキャンパス長の亡くなった弟さんのものだ
30年前、彼は20代でパキスタンで将来の結婚相手とともに交通事故で亡くなった
鉛筆は、彼が生前集めていたものだ

話はかわるが、私の父は50代で大腸ガンで亡くなった
その父の遺品の中に、シャープペンの替芯がいくつもケース入りで残っていた
父は、生前NTTにおり、電話線の図面に記入するときに使っていたと思われる
それが、私の本棚の引き出しに長いこと眠っていた
筆圧が強く、シャープペンが使えない私は、保管しておく以外どうしようもなかったのだ
ところが、ある日思いついたのだ
この替芯をキャンパスで使おうと・・・
キャンパスでは、貸し出し用のペンケースがいくつもある
そのなかにはシャープペンが必ずあり、いわば必需品だ
そのシャ-プペンに、父の替芯を使うことにした

30年前の鉛筆や替芯が、こうやって立派に生きているのだ
そこには、不思議なほど 故人の意思もあるような気さえする
無念の思いと、前向きな生き方を
新しい世代が受け継いでいる、ということか・・・

                   ひろの

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