こんにちは！林です。

今日は、今年発刊した「わくわく通信」を、載せてみようと思います。
まずは、創刊号から。
「キャンパス長の思い」です。

キャンパス長の池田先生から、皆さんへの熱い思いが書かれた文章です！





平成30年１月１７日
職員・受講生　各位
藤仁館学園南浦和キャンパス
キャンパス長　池田修平

「キャンパス長の思い」について（周知）


　私がここ南浦和キャンパスの責任者として着任してから１年が経とうとしています。前任者よりキャンパス長の責務を引き継ぎ、日々を必死に過ごしてくる中で、ここに集う受講生・生徒・職員の皆様に対してある思いが芽生えてきました。

　私が南浦和キャンパスの運営責任者としての職務を遂行する上で大切にしていることは、自分に関わる人たちに対して、その人らしく生きることのきっかけになる、ということです。社会の中で生きていくということは、様々な価値観や社会通念等、いわゆる「常識的」に振舞う術を身に着けていくということですが、そういった振る舞いはスムーズに社会生活を営む上では大変重要な要素です。しかしその反面、この常識や社会通念のために思い通りの人生を送れなくなったり、苦しむ人たちも多く存在しています。そんな人たちが、本当に望む自分の姿を見つけ出し、その姿に変化するための「きっかけ」になりたいと願い、日々精進しています。

　そういった思いを抱く理由となったのも、私自身が常識や社会通念に縛られ、息苦しさや生きにくさを強く感じていた時期があったためです。「～ねばならない」「～すべき」といった思考に縛られ、本当に心から望むことをできないでいました。しかし当校へ転職し、日々懸命に業務と向き合う事で次第に価値観も変化し、「～したい」という思考で行動するようになってきました。
　
　従来であれば、自分の内面から湧き出る思いというのは「わがまま」な欲求に過ぎないと切り捨てていました。ところがここ南浦和キャンパスへ学びに来る受講生や生徒達は、多くの人が自らを高めようという思いを抱いて学びに来ています。そういった人たちの学習のサポートを通じて、私自身もそういった自己を高めていく、という本来備わっていた思いを認識するに至ります。

　自分を高めよう、という気持ちに沿って行動を起こすということは、従来の環境を変えてしまうほどの影響があります。人間は過ごし慣れた環境を好み、変化に対して不安を感じます。資料請求やお問い合わせを頂いたにもかかわらず入学まで至らない人が多いのも、そういった不安感が大きな要因です。

　私たちの使命は、自分を高める欲求が生まれた人たちに対して、その思いの灯を消さないように、サポートしていくこと。自己の向上に対するブレーキを外していくこと。それが、「その人らしく生きることのきっかけ」になると信じ、私自身も楽しみながら日々業務を遂行しています。


（原文ママ）







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