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2017.09.07 お知らせ
読書案内①吉本隆明『ひきこもれ 一人の時間をもつということ』
大久保はよく皆さんに「学校には来たくなったらおいで」「無理して来なくていいよ」と言っていると思います。それは、「学校に来ることが絶対的に正しいことだ」と思っていないからです。
もちろん、学校に来たら、他の人と関わりを持つことや、勉学に集中できる環境はあります。そしてそのことに費やした時間は、必ず価値あるものとして返ってくることもよく存じております。
しかしながら、それと同じくらいには、「学校以外の時間を過ごすこと」も大切なことであり、価値あることだと思います。吉本は、誰にも邪魔されない「一人の時間をもつ」意義を説いています。その時間には、自分の声を素直に表現できる空間が用意されています。彼にとって、学校は「偽」の空間であり、素直な声を出すことが許されない場に感じていたようです。
本来、世の中にはいろんな人間がいます。学校という空間が居心地よく感じる人もいれば、そうでもない人もいます。みんな同じ勉強や習慣を身につけることによって、みんな同じ幸福を手に入れることができるとは限りません。
だからこそ、学校に毎日登校することが「絶対的」に正しいというのはあり得ないわけです。本著はとっても読みやすい文章でありながら、皆さんの心を支えてくれるような強いメッセージを感じさせます。本棚に置いてありますので、気が向いた時に是非読んでみてくださいね。皆さんなりの考えが見つかると嬉しいです。
もちろん、学校に来たら、他の人と関わりを持つことや、勉学に集中できる環境はあります。そしてそのことに費やした時間は、必ず価値あるものとして返ってくることもよく存じております。
しかしながら、それと同じくらいには、「学校以外の時間を過ごすこと」も大切なことであり、価値あることだと思います。吉本は、誰にも邪魔されない「一人の時間をもつ」意義を説いています。その時間には、自分の声を素直に表現できる空間が用意されています。彼にとって、学校は「偽」の空間であり、素直な声を出すことが許されない場に感じていたようです。
本来、世の中にはいろんな人間がいます。学校という空間が居心地よく感じる人もいれば、そうでもない人もいます。みんな同じ勉強や習慣を身につけることによって、みんな同じ幸福を手に入れることができるとは限りません。
だからこそ、学校に毎日登校することが「絶対的」に正しいというのはあり得ないわけです。本著はとっても読みやすい文章でありながら、皆さんの心を支えてくれるような強いメッセージを感じさせます。本棚に置いてありますので、気が向いた時に是非読んでみてくださいね。皆さんなりの考えが見つかると嬉しいです。
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