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池袋サンシャインキャンパス(東京

鹿島学園の最初の学習センター/since 2004

2018.07.14 鹿島学園

故人の命日に忍ぶ。

 




「密かに情を通じ、執拗に迫り、これを利用して同被告人をして外交秘密文書を持ち出させ、記事の取材をしようと企て……」



鹿島学園本部校で2度、東京駅で1度だけお会いしたのですが、

明日は参議院議員で札幌高検の検事だった故・佐藤道夫氏の命日。






1971年の沖縄返還に関する日本政府とアメリカ政府の密約を暴こうとする新聞記者が、

情報源だった事務官との男女関係を利用した情報入手について、

起訴状を書いたのがその故・佐藤道夫氏。

内容が上の「密に情を~」。





政府密約の大スクープだったはずの記事が、

あっという間に男女問題の話にすり替えられた西山事件は、

山崎豊子の小説「運命の人」に描かれドラマにもなっています。

記者役の本木雅弘さん、

奥さん役の松たか子さん、

記者に情報を漏洩させた事務官役の真木よう子さん、

日本を代表するキャストが揃った大作でした。






佐藤氏が1999年、鹿島学園の理事に就任されたとき、

なぜ学校経営に関心が向いたのかをお聞きしたいと思ったのですが、

理事の人事のこと、銀行対応のこと、労務や人事の問題が優先され、

落ち着いて話を聞くことができなかったことが悔やまれます。







ただひとつ思うのは、

法律家として、検察官でありながらも新聞で検察の体制を批判し、

政治家として、法の下の平等に基づき議会で一人だけ反対票を投じることができる人であり、

オウム事件や日本人拉致問題などさまざまな理不尽な問題に積極的に関わることからわかるように、

法の精神と意欲と好奇心が旺盛な方であったこと。







佐藤氏が理事だった期間はごく短い期間でしたが、

その後、鹿島学園は部活で全国区になったこと、

留学生を積極的に受け入れて国際力がついたこと、

現在の新理事長の施策が実を結び日本で二番目に生徒数の多い通信制課程に成長したこと、

そのおかげで苦戦だった財務体制や資金繰りや労務の問題もすっかり解決したこと、

さまざまな課題を乗り越えて、

鹿島学園は今も成長中であること、

私自身は、働きながら勉強する通信制高校生を支援する活動を模索し続けることを

故人に報告し忍びたいと思います。










2018年7月14日(土)

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崎山潤一郎


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