「正社員募集」の広告は求人広告などでたくさん見かけますので、

アルバイトと同じように、

就職したいときにいつでも就職できると考えてもおかしくありません。





就職のタイミングは、高校や大学を卒業する

「新卒」に集中します。

高校生は前年の８月から、

大学生は1年前から就職活動が始まります。

就職活動をするまでの数か月で、

会社選びや面接の準備をするのが普通です。




新卒は、未経験であることを前提とします。

何もできなくていい、

会社で教育します、

という採用方法。

これが日本で圧倒的に多い就職の方法です。





一方、新卒でない場合は、中途採用。

中途採用は、経験者であることが前提。

あなたは何ができるのですか？

と問われることになります。






中途採用があるかどうかは、

景気によって異なります。

今はバブルの再来かとも言われるほど景気がいいので、

中途採用が多くあります。

第二新卒も就職しやすくなっています。




ただし、これは人気のある会社の話ではありません。

国際的大企業で、給与が高く、休みもとりやすく、

自由度が高い人気のある会社の採用は、

トップクラスの大学を出ることが最低条件で、

なおかつ活動実績や人物評価を経て採用となります。

テレビで新人アナウンサーをみるとなんとなくイメージできますかね。





常に人手不足で、

常に正社員を採用している会社は、

給与は低めか、勤務時間が不安定がちか、

ストレスの多い仕事か、単純すぎる仕事か、

それらを組み合わせたような会社となります。




そういう会社は採用したくても学生が来てくれないので深刻です。

小さい会社だと採用ができずに会社を閉めてしまうこともよくあります。




今の景気はオリンピックパラリンピック景気。

五輪が終わったらどうなるかわかりません。

有名大学進学を目指すことも選択肢、

高卒で就職するのもOK,

そして、キャリアを積める仕事をし、

よりよい転職をしていくのも、

これからは大切な視点になっていくと考えられています。





社会人の多くが、仕事をしながら勉強することは大切だと考えています。

ところが、それができる社会人は多くありません。





働きながら勉強する通信制高校生は、

たいへんに価値がある経験を積んでいるといえます。




新卒で就職し、

経験を積んで実績をつくり、

仕事と勉強を両立させ、

転職や独立ができる状態にしておくことが、

最もチャンスに恵まれるパターンといえそうです。


















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2018年5月11日（金）

鹿島学園・鹿島山北高等学校連携施設

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崎山潤一郎