2011年3月11日の東日本大震災の際は、

日本中がどうしていいかわからない状況に陥りました。

池袋サンシャインキャンパスは崩れた書棚を片付ける大変さはあったものの、

授業がなかった日でもあり死傷者はありませんでした。

ただ、鉄道がストップしたため、

たまたま見学に来ていた女子と、

たまたま池袋にいらした卒業生の保護者の方が帰宅できずに

一夜を明かさなければならない事態となりました。

被災地で辛い思いをされた方々とは比較にならないような小さな被害ですが、

テレビで観る津波の脅威に、

災害に対して人間がどれだけ弱いかを突き付けられた思いでした。

今日この日、

薄れてしまった記憶を反省しながら

想定外の災害について思い起こさなければならないと感じます。




さらに、73年前の3月10日。

東京では大空襲がありました。

近隣の年寄りに聞いた話では、

池袋のユニクロやGUがあるグリーン大通りは、

子どもや若者の焼死体が道の両側に日出町（東池袋駅方面）まで並んでいたそうです。

大空襲はその後何度かあったそうですが、

私が子どもの頃の年寄りが言っていたのは3月10日の、

地獄絵図のような悲惨な東京の姿でした。





73年前、そして7年前。

災いは生きている間に何度かやってくる、

そして、想定外の災難に備えることの大切さを学習したはずなのに、

時間とともに忘れてしまう人間の弱さ、

今日はそのことを思い出したい日です。









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2018年3月11日（日）

鹿島学園・鹿島山北高等学校連携施設

池袋サンシャインキャンパス

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新宿駅西口シティーキャンパス

崎山潤一郎