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2017.10.22 大学進学

高校生の後半戦⑧ 自分の未来について自分の言葉で説明するAO推薦入試


将来の職業を想像したり、決めたり目指したりするときにはひとつ注意が必要かもしれません。

その職業が必要とされなくなることがあるからです。

その職業がなくならないまでも、最低時給のアルバイトにとって代わられる可能性もあります。



今、パソコンのキーボード入力ができることは、学生にとって一般的なスキルですが、

30年前はキーパンチャー、タイピストと呼ばれるプロあるいは正社員の仕事でした。

いつの間にかそういった職業はなくなり、

誰でもできる、やらなければならない仕事になりました。

将来なくなる職業が増えてゆくことが確かなことは、

技術の進歩はこれからが急成長すると予想されるからです。

10年前、スマホの普及を予想した人がほとんどいなかったように、

運転手がいない完全自動運転車が街を縦横無尽に走る様子は想像されていません。

運転手という仕事は必要とされない、あるいは最低時給の仕事になる可能性は高く、

個人タクシーやトラック運転手を目指すことは自由とはいえ、

希望がもてない仕事、失業不安が増加することが予想されるのに、

それを目指すことがいいのかどうか、やはり熟慮が必要ではないでしょうか。




医者、弁護士はなくならない職業だと思われていますが、

もし人工知能が、医者や弁護士よりも複雑で正確な診断や判断を安価でしてくれるとしたら、

医者や弁護士などの専門家にたよらない人も多いのではないでしょうか。

Googleに聞けば教えてもらえるように、

ゲートをくぐるだけで体内の病気の可能性をすべて診断できるようになれば、

だれが人間ドックに入院し人間の医者に体をすみずみまで調べてもらおうと思うでしょうか。

専門職はなくならないかもしれませんが、

現状の仕事はなくなる可能性はあるわけです。



未来について考えるべきテーマは、

どんな職業であるかより前に、

仕事とは人間の問題を解決するためにあることを知り、

人間や社会や宇宙について広く学び、

他者に対して、自分はどのような役に立つ人になるのか、

そのために今、何を準備するのか、

答えの出ない問いに、常に挑戦し続けることだと思うのです。

無理に卒業後の就職先や進学先を決める前に、

自分が目指すべき人間像をイメージできることが大切だと思うのです。





2017年10月22日(日)
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