東京・大阪・名古屋・福岡・神奈川など全国から入学できる通信制高校なら

学習等支援施設

ホーム学習等支援施設首都圏エリア池袋サンシャインキャンパスブログ > 高校3年生が学校を辞めるとき

首都圏エリア

池袋サンシャインキャンパス(東京

鹿島学園の最初の学習センター/since 2004

2017.07.15 通信制高校への転入学

高校3年生が学校を辞めるとき




高校生活もあと半年、というこの時期に、

学校を辞めたい、

通信制に転学したいという高校生は、

一体何を考えているのかと学校と家族と友達を困惑させる、

まるで問題児のような扱いを受けるかもしれません。



高校3年生は、高校生とはいえ卒業後の進路を決定するための大切な準備期。

進学校なら、東大や医学部受験が普通で、最悪でも早稲田という「価値観」の中、

女優になりたい、芸術家になりたい、職人になりたい、漫画家になりたい、

など

進学校とは「無縁」な思いをもつ高校生は邪魔者扱い必至。




大学に行っても女優にはなれる、

といった大人の邪念を含んだ理屈など、

十代のピュアで熱い思いの前には、穢(けが)れた発想としか映らないでしょう。



道を選ぶときには、選ばれなかった道を犠牲にしなくてはならない場合があります。

彼女、彼にとって、集団主義、学歴主義、偏差値主義、

といった学校的な価値観を受け入れ難いと拒絶してしまうことは自然なこと。

学校など何の未練もない、

自分は自分の人生を歩みたい、

そう願う高校生の家族、学校関係者は、

彼女、彼が目標を見失い、生きる気力を失うギリギリまで徹底的に反対するのも一案ですが、

自分の道を、自分の価値観で選ぼうとする彼女、彼を見限ったふりをし、

成人したら自分で生活を成り立たせ、実家を頼りにしないこと、

状況は逐一知らせること、

の2つを条件に、陰から後ろ姿を見守るのも一案です。


彼女、彼にはまだ、自分の思いを人に伝える言葉を持ちません。

言葉にできない以上、話し合いで解決しようとすることに無理があります。

まずは、思いを共有することから始めることが大切です。





自分の道を自分で選ぶ高校生はそんな周囲の思いに気付かないようで気付いています。

人のさまざまな思いを感じることで、

簡単には折れない心を獲得し、

若さの勢いで自己責任という恐怖を克服する力をつけ、

成長性の高い経験をする可能性を秘めているともいえます。


なにが正解なのか、

学校を辞めるべきか、病んでも続けるべきか、

彼女、彼の強い思いに共感し、

決して後悔しない道選びができるよう願わずにはいられません。









2017年7月15日(土)
鹿島学園通信制学習センター東京池袋サンシャインキャンパス
崎山潤一郎

前へ戻る

  • 入学相談予約
  • オンライン入学相談
  • 資料請求

学習等支援施設からのお知らせもっと見る

在校生・卒業生の声もっと見る

首都圏エリア
東北エリア
東海エリア
甲信越エリア
近畿エリア
中国エリア
九州エリア
ネット指導制