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2017.06.18 大学進学

通信制高校生のプライド③ついでに勉強もする



勉強しない通信制高校生など、しゃれにもなりません。



恥ずかしいを通りこして、憐(あわ)れみの対象となるかもしれません。



勉強をしなくてもカッコイイのは、勉強ができる人だけです。





通信制高校生こそ、「勉強してる人」であるべき。



勉強といっても、全日制高校生のように、



英単語を5000暗記するとか、



元素を全部覚えるとか、



関数の方程式を全部暗記するとか、



試験で点をとるためだけの勉強は必要ありません。







通信制高校生が学ぶべきことは、



点をとるための勉強であってはなりません。



点がとれるか、とれないかに関係なく、



世の中のあらゆる問題に、好奇心を寄せること。









アルバイトに行き、時間を売り、少ない給料をもらっておしまい、



といった全日制高校生の時間バイトと同じ発想では発展がありません。



自分の仕事にどういう意味があるか、



世の中に必要とされているかどうか、



もっと変えてみたらどうなるか、



変えなければどうなるか、



アルバイトひとつとっても、勉強になることはいろいろあります。









日々のさまざまな経験から、



自分なりに法則を発見することを帰納法といいます。



ちなみに、学校で法則を学ぶのは演繹法。



どちらも数学Ⅰで学習する事柄です。



鹿島学園の生徒なら国語表現でも扱われています。









日々のさまざまな経験をするだけでは、



単なるいろいろ経験した人というだけです。



さまざまな経験の中から、共通する法則を見つけ出し、



その法則が間違っていないかどうかを疑いながら検証してみましょう。



例えば、



Aさんは仕事を褒められると喜んだ。



Bさんも喜んだ。



Cさんも喜んだ。



もしかしたら、



「人は仕事を褒められると喜ぶ」



という法則があるかもしれない。



Dさんは喜ばなかった。



Dさんはなぜ喜ばないのか。



褒められ慣れていたのだろうか、



あるいは褒め方が悪かったのだろうか、



もしかしたら褒められても顔に出さないだけかもしれない。



いや、自分が仕事が出来なすぎて、



本当にたいして嬉しくなかったのかもしれない。











こうしたさまざまな試行錯誤の中から、



自分なりに、「ある法則」を導こうとすれば、



豊富な経験に加えて、



暗記というメモリースティックレベルの頭の使い方だけでなく、



知能としての機能を鍛えることになるはずです。











仕事で疲れた身体で勉強を両立させることは口でいうほどカンタンではありませんが、



仕事をしながらでも脳をフル活用させるためには「帰納法」はたいへん有効です。



さっそく、あなたならではの「法則」を発見してみませんか。













2017年6月18日(日)

鹿島学園池袋サンシャインキャンパス

崎山潤一郎

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